ネットショップ"接客"系サービスが盛り上がってきた
ECでの接客サービスが盛り上がってきています。
アーバンリサーチやリクルートなど、有名サイトが導入した新たなEC接客ツール「KARTE」とは? | ネットショップ担当者フォーラム
昨年夏頃からTechCrunchで取り上げられるなど話題になっていたKARTEが、
3/12に正式提供開始されました。すでにβ版での導入は開始されており、50社以上で実施されているとのことです。
KARTE以外にも、東急ハンズなどで導入されているflipdeskや、ZenClerkといったサービスが昨年から出てきており、ECサイトにおけるパーソナライズされた"接客"のためのツールが充実しつつあります。
見る人のシチュエーションによってサイトに掲載するコンテンツの内容を変更する、ということは、サイト改善の伝統的な手法であるABテストとは考え方を異にしております。ABテストが最大公約数的に良いデザインを求めるための手法だとすれば、接客ツールはそれぞれのユーザーにとって良いデザインを求めるための手法であります。その点で言えば、レコメンドエンジンやキャンペーンマネジメントツールといったようなツールと同じ系譜にあり、今後も成長が期待される分野であります。
パーソナライズがECサイト上でも行われるようになれば、マイノリティリポートでの自分の名前を呼びかけてくる広告よろしく、誰もが異なるコンテンツを見ている世界も近いのではないかと思ってしまいます。